愛媛県新居浜市別子山の地域情報

別子太平記　上　愛媛新居浜別子銅山物語 / 井川　香四郎　著

世界の６分の１の銅を産出したといわれる別子銅山を舞台に、愛媛県新居浜市の歴史と人々を描く大河ロマン。江戸時代、五代将軍徳川綱吉の治世。&lt;br&gt;伊予国新居郡の南にある別子山で、銅が発掘された。&lt;br&gt;その情報を得た側用人の柳沢保明は、逼迫する幕府の財政を改善するために、銅山の開発を勘定頭差添役の荻原重秀に命じた。&lt;br&gt;彼は諸国の鉱山を歩き廻った後藤覚右衛門を、代官に任じる。&lt;br&gt;後藤は、大坂の豪商・住友の分家で、銅業を営んでいた「泉屋」に協力を仰いだ。&lt;br&gt;それが、二百八十三年にわたり、日本の近代化を支えることになる別子銅山の歴史の始まりだった。&lt;br&gt;&lt;br&gt;愛媛新居浜で、別子銅山とともに生きた人々を描く歴史巨篇。&lt;br&gt;&lt;br&gt;天正の陣&lt;br&gt;泉屋の灯&lt;br&gt;赤銅の峰&lt;br&gt;待ちぼうけ峠&lt;br&gt;新居浜浦&lt;br&gt;井川　香四郎　著<br>徳間書店<br>2020年09月<br>ベツシ　タイヘイキ　ジヨウ　エヒメ　ニイハマ　ベツシ　ドウザン<br>イカワ　コウシロウ<br>/